組織開発支援Organization Development

答え探しではなく、正しい問いを立て続けることを主眼とした伴走支援。経営者の自己理解を深めながら、チームのコミュニケーションの質を変える。視点が変わると、組織は変わる。

コンサルティングではなく
「二人三脚で問いを探す」

コンサルティングとは、日本では特に「利益を出すための答えがわかっていて、答えを教えること」というイメージがあります。ですが、それぞれの組織にとって本当に大切なことは千差万別。コンサルタントが助言できるような、決まった答えはないはずです。

業務の中で直面したひとつの事象に対して、リーダーとチーム全員が「これは問題だ」と危機感をもって臨んだ時に、その問題はすでに解決に向っています。そのような組織は、一朝一夕に生まれるはずもなく、リーダーとチームが同じ視点に立ち、対話を重ねることで少しずつ育まれていきます。

自組織の理想とする「ありたい姿」とは何か?その姿と現状とのギャップ(課題)とは何か?答えではなく、二人三脚で「問いを探すこと」が私の仕事です。

目指すゴール 「本音・弱音」と「本心」を
安心して吐露できるチーム

「本音」「弱音」を吐露しても、周囲がそのまま受け止める安心感が醸成された時、その組織が「変わり始めた」と感じます。「建前」は時に必要かもしれませんが、生産的なものではありません。

本音は、「音」という文字を使うことからも判る通り、いわゆる「思考」というフィルターを通っていません。条件反射に近いものです。そして人間の条件反射は、種の保存というDNAの影響を受けて、基本的にネガティブなものです。
建前とは、表現を変えれば「嘘」になります。ネガティブさを嘘で覆い隠すのが「本音と建て前」ですから、失敗を約束されているようなものです。

ネガティブな条件反射を、仲間と関わる中で磨かれた「思考」というフィルターを通して「本心」で上書きする習慣を体得することを目指します。
ここにいう本心とは、本音がネガティブだからこそ「やり遂げたい」とか「諦めたくない」といった一人一人の未来に向けた想いから得られるものです。

「不安だ」「自信がない」そんな本音を安心して吐露できるチームへの安心感があってこそ、切磋琢磨の中で「だけど私はこうありたい」という本心に気づき、表現することができるようになっていくのです。

Message代表メッセージ

1 「伴走型組織開発支援」
とは?

「伴走型組織開発支援」とは?

こと日本では、コミュニケーションを個人の性格の善し悪しに紐付けて考える風潮があるように感じます。性格とはその人の特徴であり、そもそも違いがあるだけで善し悪しで語るべきことではありません。
私は、コミュニケーションとは、一つの技術体系であると考えています。性格が多様であるならば、コミュニケーションスキルも多様であって、その人に応じたスキルの発揮方法があるに過ぎないと考えています。

会話対話
大きな違い

そのスキルを磨く上で、組織内の「対話」は重要な役割を持っています。「対話」とは個人同士の言葉のやり取りを「組織の意志」へと昇華させる秘めたる力を持っています。ここが個人同士の言葉のキャッチボールである「会話」との大きな違いです。
「伴走型組織開発支援」とは、組織内でより質の高い「対話」を生み出すための一連のお手伝いを指しています。そのため、実際の対話が行われる会議や研修会などにオブザーバーとして積極的に参加し、その組織に合う、あるいは各個人に合う「対話」の練習方法を共に探すことからスタートします。

組織に蔓延する
答え探しの癖

一生懸命に取り組んでいるように思っていても、一般的にはどんな組織にも「答えを探す癖」が蔓延しています。「上手く運営する方法」「利益を出す方法」を見つけようとしているためです。この癖がある限り、いわゆる権限の強い人や声の大きい人の意見に偏りがちになってしまいます。この状態は「対話」とは呼べず、話し合うという擬態をした指示命令に近いはずです。

問いや目的を
探し続ける対話

対極にあるのが、「問いや目的を探し続ける対話」と呼べるでしょう。性格や立場などに関わらず、多くの人が自分の個性を活かしながら発言し関わりを持ちます。この対話には副産物として、その過程の中で関係する人にとって、腹落ちする実行プランが見いだせるという特徴があります。組織におけるこの「対話」能力は、一朝一夕に獲得できるものではありません。また、現在の「対話」の状態を把握するにあたって、第三者の評価が極めて有効になります。
このような観点から、良い組織風土を醸成する上で欠かせない「対話」が組織内に根付くためのご支援を、私がお客様に提供する重要な価値と位置付けています。

1「伴走型組織開発支援」とは?

2 なぜ組織開発支援を
行うのか?

なぜ組織開発支援を行うのか?

システム開発者として、そしてマネジメントリーダーとして目を背けてはならない事実があります。
それは、どんなに良いシステムを構築したとしても、それを使う組織のレベル分の成果しか生まれないということです。組織のレベルとは、これまでの言葉を使えば、「対話する力」や「問う力」と言い換えることが出来ます。
システムは業務にまつわる様々な事象を可視化する素晴らしいツールです。しかし、コミュニケーションの状態やモチベーションなど目には見えない重要なものを可視化するものではありません。
経験的に、目には見えないものを大切にする組織になればなるほど、改善や効率化も効果的に行うようになります。そして、改善や効率化の結果、更に組織を磨くことを実現していきます。
優れた組織は、業務の見える化すなわちシステム化のプロセスの中に、目には見えないものを重視する意図や、見える化を図る目的を盛り込むことができるのです。

盛り上がるチーム
孤立するチーム

優れた組織と共にシステムの仕事をすると、開発が進むにつれて組織が盛り上がっていきます。プロジェクトメンバーは勿論、直接の関わりの無い方々からも期待に満ちたお声掛けを笑顔と共に頂くようになるのです。一方で、開発が進むにつれて、プロジェクトメンバーが組織内で孤立していくという事態にも直面したことがあります。
これらの違いは、組織内でどれだけ「未来」や「目的」について対話がなされているかということに密接な関わりがあると認識しています。

「システム」だけでも「組織づくり」だけでも得られるものは限定的です。そして、順序から言えば「組織づくり」が先にあるのは紛れも無い事実です。だからこそ、その両方を大切にし切り離して扱わないことが、私がお客様に提供すべき価値であると考えています。

2なぜ組織開発支援を行うのか?